約 3,323,923 件
https://w.atwiki.jp/bellofelm/pages/1032.html
シークレットペニス 己の両手で股間のソレを隠す事を指す 主にドクトル・ベイベーが、作戦の実行・意思表示をする際この体勢を取る 関連項目 ドクトル・ベイベー
https://w.atwiki.jp/jichous/pages/52.html
公開前 公開後 公開前 ■キャラクター名:暴君くずネロ二世 ■キャラクターの性別:男性 ■学年:その他 ■所持武器:赤旗 ■攻撃:0 ■防御:0 ■体力:10 ■精神:0 ■FS:20 ■FS名:無能さ ■特殊能力名:レッド・レッド・レッド ■特殊能力内容 <完全シークレット> ■発動率:??? ■成功率:??? ■1ターン目リスク:??? ■キャラクター説明 北の方にある国の、フデ髭が立派な指導者。 暴君くずネロ一世の遺志を継いで指導者となった。 すばらしい共産主義思想の持ち主で、世界中を共産主義でいっぱいにすることを夢見ている素敵なオジサマ。 資本主義国家は利益を求める国家のため、侵略に次ぐ侵略を繰り返さなければ国家を保つことができない 一方、共産主義国家は利益を求めない国家のため、侵略する必要がなく戦争はすべて自衛戦争だけで十分となる。 そのため、各資本主義国家で平和運動を行ったり反戦デモを起こすなどその国民に平和愛を啓蒙し、 世論によって武装解除したところで共産主義を持込み、すばらしき共産主義国家にする。 東南アジアは、このようにして共産主義国家となった。これを「人類の開放」と呼ぶ。 共産主義では皆が皆同じような考えを持っているため、意見の相違による争いが発生しない。 皆が皆無神論者であり、宗教的な対立が発生しないのは皆が平和を愛する所以である。 給料が平等に分配されるので貧富の差もない。故に東側諸国の国民は西側諸国より良い生活を送ることができる。 さて、ここまで共産主義の魅力をつらつらと並べてきた。 その理由は、今回のダンゲロスが単純な生徒会VS番長グループという構造ではなく、 共産主義VS資本主義をバックにした、世界を革命するために行われている聖戦であるからだ。 ゆけ! 全世界のプロレタリアよ! 今日も資本主義の呪縛に囚われし者たちを解放するのだ! 世界を革命するためにっ! 公開後 ■特殊能力名:レッド・レッド・レッド ■特殊能力内容 効果1:リザーバー全員召喚 対象1:同マス全員 時間1:1ターン 時間付属:死亡非解除 効果2:召喚永続化 対象2:同マス全員 時間2:一瞬 効果3:再行動 対象3:同マス全員 時間3:一瞬 効果4:攻撃力+20 対象4:同マス全員 時間4:永続 時間付属:死亡非解除 制約1:1ターン目しか使えない 制約2:この能力で召喚されたキャラクターは特殊能力が使えない。 制約3:偶数ターンの開始時に味方陣営の奥から順番に味方限定の即死フィールドが形成される。 制約4:自分の初期位置でしか使えない。 ◆制約2について 召喚されたキャラクターは、「味方特殊能力強制試行」及び「敵特殊能力強制試行」「完全操作」で能力を発動することはできない。 「能力コピー」及び「コピー即発動」で発動することはできる。 ◆制約3について この即死フィールド内で死亡した場合敵陣営にDPが入る。 制約なので、特殊能力無効などで無効化できない。 また、能力発動後に死亡しても即死フィールドは形成され続ける。 死亡するのは「操作権を所持している陣営のキャラ」のみ。陣営変更等で敵になっている味方は死亡するが、味方になっている敵は死亡しない。 ◆能力原理(隠蔽用キャラクター説明) 真っ赤な国の独裁者。別名、「無能のフデ髭」。対義語は「無能のチョビ髭」。 死に際の暴君くずネロ一世(ハゲ)に頼まれて毒を盛った。その後、政敵を国から追放した。 あてにならない直感のせいで味方を敗北に追い込むことがしばしばあるので彼は「敵国最高の司令官」と揶揄される。 他人を信じられない症候群のために有能な部下、役に立つ魔人はすべて殺すことにしている。いつ裏切られるかわからないからだ。 くずネロのやり方が気に食わない者も多いのだが、反抗しようとすれば粛清されてしまうので誰も口を出せない。 ちなみに、先ほど挙げた「資本主義国家は本質的に侵略国家である」と「共産主義国家は本質的に非侵略国家である」は真っ赤な嘘。 第二次大戦後の状況を見れば明らかだが、西側諸国は植民地が減っているにもかかわらず東側諸国(主にソ連)は領土を拡大している。 つまり、実際のところ共産主義国家は侵略と略奪を繰り返さなければ成立しない国家である。 世界中を共産主義に染めることを目標としている。言い換えれば、最終目標は共産主義世界征服である。 そのために様々な国へスパイを送り込み、平和万歳を唱えたり、反戦デモを起こすなど甘い言葉で国民を誘導し、 世論によって武装解除させたところを一気に侵略してアカの帝国に変える。これがアカの常套手段だ。 共産化したら国民の半分近くが殺されてしまうが、都合の悪い情報は必ず隠蔽しているので亡命者以外からは知ることができない。 共産主義において人間はパンくずよりも価値がないので、まさにリアル「人がゴミのようだ」状態。 だから平気で民間人に戦わせるし、平気で民間人を殺しにかかる。 ソ連軍の基本的な戦い方は「突撃」である。相手が1万発の弾を持っていれば2万人の人間を盾にして突っ込ませる。 だから死体の山が出来上がるが、共産主義者にとって人間より弾のほうが貴重なので当然である。 共産主義者に話し合いという概念がない。中立の立場という概念も無く「味方でなければ敵」なのだ。 だからこそ、仮想敵国は共産主義国家以外となっている。 さて、ここまで共産主義の汚点をつらつらと並べてきた。 その理由は、今回のダンゲロスが単純な生徒会VS番長グループという構造ではなく、 資本主義VS共産主義をバックにした、共産主義国家の侵略であるからだ。 ゆけ! 全世界のプロレタリアよ! 今日も資本主義の手先のおフ○ラ豚どもを蹴散らすのだ! 世界を革命するためにっ! ■発動率 100% ■1ターン目リスク 1ターン目使用可(リスクなし) ■特殊能力の隠蔽項目 完全シークレット キャラクター名・性別・学年・所持武器・ステータス・FS名・特殊能力名以外をすべて隠蔽する。 ただし、このキャラが10月19日の21:00まで(キャラクター調整終了の翌日)に効果範囲隠蔽キャラに指定されなかった場合、隠蔽内容が全て公開される。 ※くずネロだけを先に効果範囲隠蔽キャラに指定するかどうかを決める ※10月19日の21:00までにくずネロが効果範囲隠蔽キャラに指定されなかった場合、その時点でくずネロの情報はすべて公開される ※他の効果範囲隠蔽キャラは本来の締め切りまでに決め、公開は本来の締め切り後
https://w.atwiki.jp/nier_rein/pages/773.html
※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、株式会社スクウェア・エニックスに帰属します。削除依頼等への速やかな対応のため、当wikiからの内容の複写および他サイトへの無断転載を禁止します。 ※スマートフォンからの閲覧で表示が崩れる場合は、ページ最下部の「最新の情報をみる」または「PC表示に切り替える」ボタンでのリロードをお試しください。 一章 狼の眼 二章 鉄と瞳 三章 暗き眸 四章 瞑る目 空の玉座 王位 音声記録 「音声記録ff7119」 弟 若き指導者の君へ 音声記録93a6ab 一章 狼の眼 雪化粧の森を走る銀色。 お腹を空かせた子供のため、獲物を追う獣。 ――この絵本は、何歳の時に読んだ物だっただろう。 それは、人間の子供を育てる狼の絵本。 親に捨てられていた子を育てる母の物語。 小さい頃に読んだ本の一つだ。 ――どうして、僕は今この本を読んでいるのだろう。 年齢を重ね、狩りの腕も研ぎ澄まされた狼。 その瞳は氷よりも冷たく、鋭く。 足を取られるはずの雪上を、静けさと共に駆け抜けた。 そして彼女は、いつものように兔を一羽捕まえる。 ――この本がある、この場所はどこだろうか。 力と、そして優しさを併せ持つ雌狼。 最初は子供が与えられた肉を口にせず、 泣きじゃくる様に困り果てたこともあった。 だが狼は諦めず、兔の毛皮を剥ぎ、小さく千切り、 軽く咀嚼して肉を柔らかくしては、懸命に子供に与えようとした。 その甲斐か、一頭と一匹は段々と心を通わせていく。 ――これは、そういう絵本だった。 状況も読めないまま、僕は絵本を読み進める。 すると、背後から僕を呼ぶ声がした。 その方へと振り返り、ようやく気付く。 ――ああ、そうか。これは夢だ。 母上は、僕が幼い頃にこの世を去った。 けれど今、僕の方を見て話している。 ……確かに思い返せばこの本は母上と一緒に読んだ物だ。 そうだ、どうして気付かなかったのだろう。 この絵本の結末は、人間が子供を保護しようと、 狼を殺してしまうという物だった。 自分達で子供を捨てておきながら、狼を手にかける人間。 彼女のそばに近寄ろうとする子供を抑え、 正義を謳いながら、無抵抗の狼を一方的に。 このことはよく覚えている。 幼い頃の僕はそれが許せず、母上に尋ねたのだ。 狼の方が正しい筈なのに、どうして抵抗しないの、と。 けれど、 母上が少し悩んだ後に答えたのは、 「母とは、そういうものかもね」という言葉。 当時の僕はその意味が分からず、全然わからないよと怒った。 それを見て、母上は笑っていた。 ――そうだ、僕は夢を見ている。 懐かしい、思い出の夢を。 ▲上へ 二章 鉄と瞳 ――夢に見ていた。 幼い頃、母上と絵本を読んだ日を。 久しく見る事のなかった顔に心が揺れる。 ……いや、写真はいつも手元にはあった。 女王の病死を報せる、古い記事に載っていた物。 僕が国を追われた時、写真を持ち出す余裕などなく、 たまたま見かけたその記事を大事にとっておいたのだ。 けれど、その写真に写っているのは女王としての母上で。 僕がよく知る、優しそうに微笑む母上の顔ではない。 だから僕は、 夢と分かっていながらも、母上ともっと話がしたかった。 そう望んでも、母上の顔は揺らいでいく。 注視しようとすればするほどに、はっきり見えなくなっていく。 ――気付けば僕は、先程までとは違う場所に立っていた。 鉄と火薬の香り漂う通路。 自分の視線の高さも、先程までとは違う。 夢の中とは言え、景色の急な変化に思考が追いつかない。 違う場所……であれば、違う時期の記憶だろうか? もしそうであるなら、視点が高くなったのも納得がいく。 状況を掴もうと、僕は辺りを見回す。 目の前にあるのは大きな窓。 その向こうの部屋では、機械仕掛けの筒がいくつも並んでいた。 筒は人の腕にも似ており、 等間隔にそれが並べられた光景は、 猟奇的にも感じられる。 そして僕の隣には、 僕と同じように研究室内を見つめる人影。 これは他でもない僕の父……この国の王だ。 ようやく理解する。 これは、父上と機械兵の研究所を訪れた時の記憶だ。 並べられた鉄の腕が順番に弾丸を放つ。 それが一巡すると研究員達は何かを書き取りながら、 条件を調整して再び、鉄の腕が持つ銃に弾薬を装填していく。 ――確か、父上は射撃管制装置の研究と言っていたか。 母上が亡くなって暫く、父上と過ごす時間が増えた。 父上には、何か考えがあったのだろう。 この日も同行するよう言われ、 僕は始まったばかりの機械兵研究の視察へ向かったのだ。 父上は余り口数の多い方ではない。 母上が亡くなった事についても、 父上は何も話してはくれなかった。 何を思って父上は、僕をここに連れてきたのだろう。 それが分からない不安に、僕は耐え兼ねていた。 だからこの日、僕は尋ねてしまった。 「機械兵は、どういった理由で研究を始められたのですか?」 適切で自然な会話を考え、口にする。 話題なんて何でも良かった。 僕はただ父上の言葉を聞きたかったのだ。 父上に感じていた恐怖を否定できるように。 けれど、父上の返答はそれを許してはくれなかった。 暫くの沈黙を破り、父上は答える。 「上に立つ者は、往々にして答えなど教えてはくれない」 とりわけ父とはそういうものだ、と。 「いずれ王冠を継ぐ身なら、自分の考えを私に話してみろ」 そう言って去っていった父上。 その背中を追う資格が、僕にあっただろうか。 ▲上へ 三章 暗き眸 過去の景色を夢に見ていた。 それは例えば、母上との思い出。 例えば、父上との記憶。 夢を見る事自体、旅に出てからは余りなかった。 だから、久しぶりに思い返す幼き日の光景は、 懐かしさを覚えるに十分過ぎる。 今とはまるで違う日々に、弱音さえ吐いてしまいそうな程。 あの時母上が言った言葉、 その真意はどういう物だったのだろう。 あの日、父上が僕にそう話した時、 父上は何を考えておられたのだろう。 夢の中で触れた疑問を考えている内に、 目の前の景色はまた歪み始める。 天地がさかさまになり、光と影が溶け合っていく。 また、違う時代の記憶を見るのだろうか。 ――そうして、僕は気付けばあばら屋の中に立っていた。 目の前にあるのは、見慣れた背中。 それで、いつの出来事なのかはすぐに理解できた。 僕が彼の――― その機械の身体を補修していた時の事だ。 「済みません、王子」 発声デバイスに砂塵が入り込んだのか、 背中越しに開くその声は、微かにノイズが混じっている。 しかし、彼が怪我を負ったのは僕が原因だ。 病状の悪化した僕を庇い、彼が攻撃を受けた。 僕にそれを責められる筈がない。 謝るべきなのは僕の方だ、そう話すと彼は否定する。 彼は優しい、だから――― ――だから僕は、 自分が彼の重荷になっているのではと、ずっと考えていた。 僕に賛同してくれた彼も、戦争を止める為尽力している。 だからこそ、優しく強い彼がそれを実現するのに、 もっと効率のいい、 別の道もあったのではないかと考えてしまうのだ。 僕が彼にしてあげられるのは、 機械の身体を整備する事くらい。 それだって、僕が誰かに手順を教えれば僕は必要ない。 僕の旅に、僕の夢に、 彼を付き合わせてしまって本当に良かったのか? その不安が、つい口を動かしてしまった。 驚いたように彼は黙り込む。 沈黙が怖くて、僕は咄嗟に謝る。 だがそれでも沈黙は鳴り止まない。 口を閉ざしたままの彼。 また不安になって、僕はその表情を窺う。 ――するとその眼は、動作を停止して暗く落ちていた。 その日は、僕がおかしな事を言った為に、 どうも彼の演算に異常を来してしまったようで。 整備中に変な話をすべきではない、 僕はそう反省し、大慌てで彼の補修に戻った。 ――――だから、結局、 彼の答えを聞く事は今もできていない。 ▲上へ 四章 瞑る目 続け様に見る夢。 幼い頃の事も、最近の出来事も。 それらは大事な記憶だ。 けれどどうして、今になってこれを見るのだろう。 その考えを掻き消すように、痛みが意識を覆いだす。 眼前の景色も、ぼやけて見えなくなっていく。 目が覚める。 自然と、そう理解できた。 ――ゆっくりと瞼を持ち上げる。 だが、身体を持ち上げる事は……叶わない。 殆ど動かせもしないそれは、 もはや僕をこの場所に縛り付ける重りでしかなくなっていた。 夢の中ではすっかり忘れていた事。 朽ちた教会、病の進行で立ち上がる事もできなくなった自分。 こちらの方こそ、夢であればよかったのに。 焦点も合わせられない視界の中で、人影が動く。 広い円形をした帽子の鍔。 心配そうに僕の様子を窺う視線。 僕が夢を見ている間も、 彼は傍で様子を見ていてくれたのだろう。 声をかけようと僕は思った。 しかし、力んだ喉を乾いた空気が通り抜けていく。 もう、満足に会話をする事もできないらしい。 身体を強張らせる僕を、彼が抱き上げ、 教会の椅子に寝かせてくれた。 体の力を抜き、体重を全て椅子に預けると、 壁に寄り掛かった体勢より呼吸がし易くなる。 気を抜けば、また眠り込んでしまいそうな程に。 僕は彼にお礼を言おうとするが、 多少楽になっても、やはり上手く声が出せない。 しかし。 このまま眠ってしまえば、 次はもう目が覚めないかもしれない。 根拠もなく、そんな予感がしていた。 だから僕は、無理にでも声を絞り出す。 ずっと一緒に旅をしてきた彼に、 僕の一番の友である彼に、言わなければならない。 これが最後だというのなら。 『ありがとう』 『ごめん』 やっとの思いで口にした、たった8文字。 無理に声を出す僕を止めようとしていた彼は、 しばらく考え込んで、話し出す。 「――――――――――――――」 僕の耳では、それをもう聞き取る事もできない。 けれど、不思議と彼が何を言ってくれたのか、 分かったような気がした。 ありがとう、と。 もう一度心の中で呟いて僕は目を閉じる。 ――微睡むように、意識が曖昧になっていく。 最期まで、僕の夢は叶わなかった。 僕の力では、戦争を止める事などできなかった。 けれど、僕の考えに賛同してくれる人達はいた。 少ないが、戦争を行う国家間の橋渡しを担う第三組織、 そこへの加盟を受け入れてくれた人達がいた。 規模はまだ小さく、他の国に交渉を持ち掛けるには程遠い。 それでも、火種を灯す事はできたはずだ。 この火がいつか、戦火よりも大きく燃え広がれば、 戦争のない世界が実現できる。 そう、信じたい。 彼と旅をした、日々の為にも。 ▲上へ 空の玉座 あら、この子の事が気になるの? 彼はとある王国の第一王子として生まれたのよ。 彼がまだ幼い頃、父親である王が戦争を始めたの。 心優しい彼は、それを受け入れることができなかった…… 人々の平和を守りたいと考え、祖国に背いたそうよ。 自分の生き方を自分で決める……とても立派な事だと思わない? でもこの子、お母さん譲りでとっても体が弱くってね、 体の事もそうだけど、平和主義の優しい性格は、臣下や軍の兵隊、 そして彼の父王からはあまりよく思われてなかったみたいね…… 時には甘いことを言うなと、人々から謗られる事さえあったわ。 だけどママ、彼の言葉や考えはきっと沢山の人を救ったと思うの。 もしそんな彼が王になっていたら、いえ…… 王になれなかった彼だからこそ、 そういう人物になれたのかもしれないわね…… ▲上へ 王位 今日、息子が産まれた。私と彼女にとって、初めての子供が。 第一王子の誕生。本来ならば、歓迎すべき出来事だったのだろう。 出産後すぐに、彼女は息子と共に医療施設へ運ばれた。 母子共に命を落とす危険があったと考えれば、 二人に息がある今を、幸運と呼ぶべきなのかも知れない。 出産による体への負荷は、少なからず彼女の命を奪う。 それは例え、生きて出産を終えられたとしても。 彼女もそれが分かっていたから、あの日私に玉座を託したのだ。 だが、それでも。私は考えてしまう。 彼女が重い代償を払って産んだ子は、私達の息子は、 どう生きて、何をこの国にもたらすのだろうかと。 運ばれていく直前、生まれた子の顔を見て。 苦しくも嬉しそうに私へ笑いかけた彼女の顔が、 その考えを振り払う事を、許してはくれないのだ。 ▲上へ 音声記録 「音声記録ff7119」 焚火の音 「……それにしても、お前はどう思うよ? あの王子」 「ああ、例の博愛主義な王子様の事か?」 「そうそう。口を開けばお顔同様の、甘ったるいご高説の数々。 何が『戦争のない世界』だよ、簡単に言いやがって」 食器を投げ捨てる音 「志は立派だろうさ。だが現実ってもんが見えてない。 とてもあの方を大将に掲げて、命は懸けられないな」 「そもそも、その戦争のない世界で俺らはどう食っていくんだよ」 「違いない。兵役しか経験のない俺達を誰が雇うのやら」 笑い声 ▲上へ 弟 今朝、僕が式典で咳込んでしまった時に、 弟が気遣って背中をさすってくれた。 父達は鬱陶しそうな様子を隠そうともしないのに…… 親切にしてくれるのは第二王子の彼くらいだ。 兄弟の中でも、長男の僕だけ母上が異なる。 体も弱く、さぞかし頼りなく見えるのだろう。 そんな僕が最上位の王位継承権を持つことを、 弟たちがよく思わないのも頷ける気がした。 ……だけど諦めたくない。 兄弟間の不和ひとつ解決できずに、国同士の諍いを 無くすことなど、できる訳がないじゃないか。 まずは弟たちの中でも懇意にしてくれている、 第二王子の彼と、もっと仲良くなろう。 きっと彼なら、僕の考えを聞いてくれるはずだ。 ▲上へ 若き指導者の君へ 君が旅立つ日だというのに、 手紙での挨拶となってしまう事を、どうか許してほしい。 忌々しい仕事さえなければ、君を見送れたのだが。 また、国家間の戦争に対する中立組織の形成について。 この件に我が国が協力できなかった事も、本当に申し訳ない。 今の僕の影響力では、上層部の人間を説得できなかった。 心ばかりだが、私の伝手を辿って手に入れた薬瓶を同封する。 服用後しばらく咳や動悸、胸痛などの症状を緩和する物だ。 病を根治させる効果はないが……少しは、楽になると思う。 この程度のことしかできないが、役立ててくれると嬉しい。 僕より若い君が頑張っているんだ。 僕も、議会での強い発言権を得られるよう努力する。 それでは、また君と未来の話ができる日を楽しみにしているよ。 ▲上へ 音声記録93a6ab 「そういえば、廃教会に居座ってたあのガキ、死んだのかもな」 酒場の喧騒 「前にお前が、善人の振りして様子を見てきたとかいうガキか?」 「ああ。最近、毎日食糧を運んでた男をついに見かけなくなった。 あの様子じゃ、病気が治って移動したとも考えにくい」 グラスに氷のぶつかる音 「そいつ、王国から追放された王子なんて噂もあったっけ」 「痩せ細って分かり難いが、確かに顔は似てたよ。 もし本人なら貴重な遺品があるかもな、漁りにいくか?」 「……その話、乗った」 乾杯する音 [録音終了] ▲上へ
https://w.atwiki.jp/nier_rein/pages/777.html
※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、株式会社スクウェア・エニックスに帰属します。削除依頼等への速やかな対応のため、当wikiからの内容の複写および他サイトへの無断転載を禁止します。 ※スマートフォンからの閲覧で表示が崩れる場合は、ページ最下部の「最新の情報をみる」または「PC表示に切り替える」ボタンでのリロードをお試しください。 ある冒険家の伝記 ~終章~ 第一話 ある冒険家の伝記 ~終章~ 第二話 ある冒険家の伝記 ~終章~ 第三話 ある冒険家の伝記 ~終章~ 第四話 一徹者 山の民に伝わる譚歌 愛すべき冒険家についての取材メモ1 愛すべき冒険家についての取材メモ2 愛すべき冒険家についての取材メモ3 愛すべき冒険家についての取材メモ0 ある冒険家の伝記 ~終章~ 第一話 ――まえがき―― これまで私は冒険の傍ら、ある手記をもとに いくつかの伝記を著してきたが、 今回は私にとっても特別な内容になるだろう。 何故ならば、これから語るのは、 私が最も尊敬する『憧れの冒険家』の最後の物語だからである。 今までこの内容に触れてこなかったのは、 本作をこの伝記連作の最終章にすると、 かねてから決めていたからだ。 私もまた、現役の冒険家である。 このまえがきを記している今この時点で、 私は人生最大の挑戦をするつもりでいる。 この本が世に出るころには、 私はすでに、この世にいないかもしれない。 これから挑む地は、それほど危険な秘境なのだ。 生涯を賭ける覚悟を行うために、 後顧の憂いは断っておかなければいけなかった。 この本だけは、どうしても出さなければいけない。 読むべき人々に伝記が届くことで、 冒険家の魂は受け継がれていく。 そんな気がしている。 ――そう。 これは冒険家にのみ宿る、魂の記録なのだ。 それでは改めて、読んでいただきたい。 私の心に刻まれた、『憧れの冒険家』について―― ※ ※ ※ 「冒険は驚きと発見に満ちている。だからやめられない」 ――自分の口ぐせであり、常套句である。 何故、冒険をするのか。 そもそも冒険とは何か。 冒険のなんたるかも知らない有象無象の輩から、 よく尋ねられる質問に対し、私はいつもこう答える。 単純で考えが浅いと見られることもある。 だが実際にこうなのだから、仕方がない。 自分の中では、これが普遍の真理だった。 ――驚きと、発見。 ただそれだけを求めて私は世界を駆け、 数々の秘境をこの足で、制覇してきた。 前人未踏の、砂漠に眠る深い地中湖。 万水千山の、険しく広がる巨大山脈。 他にも成果を挙げればキリがない。 大魔境から大海原に至るまで、行けぬ場所はなかった。 同じ冒険家の界隈でも、自分の名を知らない者はいないだろう。 大それた名誉や形だけの賞賛に興味はないが、 まだ若い冒険家の励みになる気分は、決して悪くない。 この日も自分は、まだ見ぬ秘境に挑んでいた。 『黄金の滝』と呼ばれる、金色の水が流れる伝説の滝。 その始まりたる、源流。 そこには己が黄金郷にいると錯覚するほど、 風雅で煌びやかな光景が待っているらしい。 私も幻の地を一目見ようと、断崖絶壁を登っていた、 そのとき。 真下から、悲鳴が聞こえた。 ふと見下ろすと、少し離れた場所で足場を踏み外し、 崖から滑落しそうになっている青年がいる。 ぱっと見た印象では、まだ若い。 単独でこの地に挑むとは、なかなかの度胸の持ち主だ。 しかしその表情は恐怖に歪んでおり、 滑落への焦りからか、大量の汗をかいている。 あのままではすぐにでもさらに手を滑らせ、 暗い谷底まで真っ逆さまに直行するだろう。 ――冒険家の事故死は、自己責任。 それもまた普遍の真理であると思ってはいたが、 勇敢な若者を見て放っておくのは、気が引けた。 「落ち着け」 声をかけると、青年はすぐにこちらに気が付いた。 見上げるその目が、藁をも掴む希望に震える。 「暴れないように、そちらへ行く」 静かに諭すと、青年は唇を噛み締めながら微かに頷く。 落石が青年を怯えさせないように気を付けながら、 崖を慎重に降り、手を差し伸べる。 必死に私の手を握りしめてくる、青年。 その手の柔らかさは、 青年がまだまだ冒険の喜びと苦しみを、 存分に知らないであろうことを示していた。 ▲上へ ある冒険家の伝記 ~終章~ 第二話 風は寒々と冷たく、肌を切り裂くほど乾いている。 滑落しかけた青年に手を差し伸べた私は、 手近な足場を探し、休憩することにした。 死の恐怖に晒された青年の顔面は、真っ青だ。 それでも青年の口から、謝辞の言葉は出ない。 それどころか私を無視するかのように振る舞い、 再び目前の険しい崖に手をかけようとしている。 ――面白い。 感情的な弱輩者ならば気を悪くするかもしれない。 だが自分の中にある冒険家の魂は、彼の蛮勇を気に入っていた。 秘境における出会いは、千載一遇にして一期一会。 互いを気に入ったとしても、 その後を知ることができないことがほとんど。 しかしこの青年には未来を見てみたいと思えるほどの、 可能性を感じた気がした。 冷静さだけが、冒険家の持つべき才覚ではない。 向こう見ずな姿勢が、新境地を開くこともある。 「崖登りの秘訣を、教えてやろう」 そう告げると、こちらに興味が無さそうだった青年は、 黙って着いてくるようになった。 意地はあるようだが、助言を聞く程度の柔軟性もあるようだ。 蛸のようなふくれ面で、こちらの言葉を聞いている様子には、 愛嬌すら感じる。 自分はこれまで、基本的に一人だけで秘境に挑戦してきた。 その冒険のどれもが、一人で踏破し満足できるものだった。 だがどこか、一人に虚しさを覚えることも確かだった。 ――自分は、弟子を欲していたのかもしれない。 この青年に自分のすべてを、 まるで瓶の水を移すかのように、伝えることができれば。 これまでの冒険にも違う意味を与えられるかもしれない。 私は短いかもしれない今後の人生に、興味を見出していた。 青年に一つ一つ丁寧に登山の技術を教えると、 彼は素直にこれを学んで、すぐさま試す。 やはり、度胸と才能はあるようだ。 この調子であれば、降りるころには教えることがなくなるだろう。 弟子の成長は、心地よいものだった。 数多の技術を青年が会得したころ、 ついに私達は崖の終着点にたどり着いた。 青年と共に、頂上に手をかける。 ――目に入ってきたのは、得も言われぬ絶景。 源流たる『黄金の滝』は、見事なまでの金色を放ち、 宝石箱のように燦然と輝くその様は目を眩ませるほどだった。 しかし、青年はその光景に露ほども興味がないように呟いた。 「金はどこだ?」 私は思わず大口を開けて笑ってしまった。 そして、黄金に輝く滝の真実を青年に告げる。 「この色は、ただの光の反射だ」 青年は、心底失望した表情を浮かべた。 彼は、『黄金の滝』の源流付近に、 本物の金が埋蔵されているという噂を聞いてやってきたらしい。 黄金の滝を流れる水は、その金が溶けだしたものなのだと…… 一人ではそれに手が届かないと知り、 自分を頼って共に見つけた暁には、 最悪でも報酬を分け合おうと思っていたそうだ。 そんな、欲に塗れた心積もりなどには全く気が付かなった私は、 思わず絶句したが、これもまた縁には違いないと大いに笑った。 強欲も我が物とすれば、生への執念に繋がる。 この青年に才能を見出したことは、間違いではないだろう。 大笑いする私を尻目に、青年は不服さを隠そうともしなかった。 目の前の絶景を愉しむことなく、そそくさと帰路に着こうとする。 私は、彼を引き止めた。 この光景を作り出せる空間は、 大自然の中でも稀有なものだろう。 それを見ることができる人間も、限られている。 ――だからこそ。 この景色、この現実には、 本物の黄金以上の、代えがたい価値がある。 そう伝えると青年は呆れ、ようやく表情を緩めた。 「あんたは、本物の冒険馬鹿だな」 そう言われて、自分でも納得する。 その通りだった。 私は冒険のためなら――いくらでも馬鹿にでもなれる。 ▲上へ ある冒険家の伝記 ~終章~ 第三話 ――これは不味いことになった。 私は自分の冒険史上において、最上級の苦境に陥っていた。 『黄金の滝』を踏破してから、数年の時が経っただろうか。 私は大蛇や毒虫、そして猛獣がひしめく密林に挑んでいた。 最初こそ楽なものだったが、油断からか、 途中で茨に触れてしまい、手の甲を傷つけてしまった。 そのわずかな血の匂いに、誘われたのだろう。 気づいたときには、飢えた獰猛な虎がそこにいた。 牙と爪を剥き出しにして、新鮮な肉を求めている。 ――背筋が凍り、すくみ上がった。 虎はその一瞬の隙を見逃さない。 飛びかかってきたその前足の一撃を、私は防げなかった。 胸部を裂かれ、だらだらと血が流れる。 急所ではなかったが、その強烈な痛みは、 冷静な判断を奪うには充分だった。 すぐに逃げるべきだったのだろう。 しかし私は咄嗟に、武器を構えてしまった。 あまりにも体格差がありすぎる。 万に一つも、勝ち目は無いように思われた。 ――苦境では、すまないかもしれない。 私の脳裏を死が過った。 虎にとって生を諦め、瞼を閉じた獲物ほど、 美味そうに見える相手はないだろう。 虎は地面を蹴り、空を切って、私に再び飛びかかる。 ――どうせ食うのなら、一瞬で殺せ。 最後にそう心で願ったが、 いつまで経ってもその瞬間はこなかった。 ゆっくりと目を開ける。 そこにあったのは一瞬で命を奪われ、 痛苦もなく横たわる、虎の姿。 そして、その横で武器を携えているのは、 あの日の崖で出会った青年だった。 「お前は、あのときの……」 呆然としていた私は、しばらくして、 青年に窮地を救われたことに気が付く。 颯爽と現れた青年は、観念して動けない私を横目に、 見事な奇襲によって虎を仕留めたのだ。 青年の体躯は数年前に比べてかなり大きく、太く、 たくましくなっている。 あれから多くの苦境を乗り越え、強くなったのだろう。 冒険家が理想とする体だと思える。 私は自分が生き永らえたことよりも、 青年の見事な成長ぶりに感激していた。 「あのときの借りは、返したぞ」 ぶっきらぼうに、青年が言う。 どうやら青年は私があの日、崖で手を差し伸べたことを、 今の今まで忘れていなかったようだ。 それどころか、私に借りを返す機会を、 ずっと探していたらしい。 つまり青年はこの数年、己を鍛えながら、 私の冒険を追いかけていたことになる。 それを不気味と思う者もいるだろう。 だが私は素直に、なんと一途な若者だろうと思った。 分別のある大人として青年が愛おしくなった私は、 立ち去ろうとする彼を引き止めた。 そして――歓喜と感謝の念を全力で伝えた。 その最中、青年はずっと赤面して俯いていた。 誰かに感謝されることなど一切無い人生だったらしく、 礼を言われることにも慣れていないそうだ。 それもまた、彼らしい。 私が笑うと、青年は不服そうに顔を膨らませる。 「助けてやったのに、笑うな」 その言葉に私はまた笑ってしまう。 実に愉快なひとときだった。 以来、私と青年は行動を共にするようになった。 頼み込んだのは、自分のほうからである。 最初はつんけんした態度で、 照れ臭そうに嫌がっていた青年を説得するのには、 かなり時間がかかった。 しかし、この私に気に入られたのが彼の運の尽きだ。 ――彼とならば、もっと面白い冒険に挑める。 これまで挑んだどんな秘境にも勝る、驚きと発見。 神が作ったものではない、自分達で作り出す奇跡。 私の人生は――これからの未来は、光に満ちていた。 ▲上へ ある冒険家の伝記 ~終章~ 第四話 あれから私は、無数の秘境を青年と共に制覇した。 青年はいささか論理的な思考に欠けていたが、 それを上回る腕力と突破力で、どんな苦境でも乗り越えていった。 いつしか私はその頼もしい姿に、 興味と期待以上の感情を持つようになった。 要するに、私は彼を愛してしまったのだ。 一人の人間として。 ――彼に惹かれた、一人の女として。 そして、彼もまた私を想ってくれていたらしい。 『黄金の滝』で私と別れたあと、 彼は私の顔が頭から離れず、大層苦しんだそうだ。 私も他人のことは言えないし鈍感ではあるが、 それにしても不器用な人だと思う。 私が強引であることに感謝してもらいたいものだ。 やがて私は彼と結婚し、すぐ子どもに恵まれた。 私は出産を控え、大事を取ったことをきっかけに、 冒険を辞めてしまった。 冒険が嫌いになったわけではない。 むしろ冒険心は、前以上に強くなっていた。 それに応えてくれたのが、子育ての日々だった。 下手な秘境や、ちょっとした魔境などよりも、 育児はよほど「驚きと発見に満ちている」。 私は人生に、満足していた。 彼は――夫はというと、今日も変わらず冒険に出ている。 正直に言うと、もう少し家に落ち着いてほしいが、 説得はとうの昔に諦めていた。 誰かに、夫のことをなじられようとも。 「あの人は、ああいう人だから」 返すその言葉は、私の口ぐせとなった。 愚痴りたくなることもあるが、 冒険こそが夫の生きる理由なのだと知っている私は、 いつも夫のことを許してしまう。 何よりこういう人だと知っていて、冒険の旅に誘い、 「私の夫になってほしい」 と、求婚したのは、私という冒険馬鹿なのだから。 夫の人生を変えたのは、他ならぬ私である。 送り出す側として、私も覚悟を決めなければいけない。 ――だから。 冒険の手記は、これにて終了としたい。 過去を思い出すより、私は今を楽しむことにする。 私にとっての現在、私にとっての未来。 光ある人生を、これからも。 最愛の娘と、夫と一緒に、 人生という名の冒険を続けよう。 ※ ※ ※ ――あとがき―― 以上が、私の『憧れの冒険家』―― いや、母の手記を元にした、伝記である。 母の手記は実際に、ここで終わっている。 父のことはいつも「あの人は頑固だから」と語っていた母だが、 なかなかどうして母も、一度決めたことは曲げない人だった。 世の中には不幸な出会いも多くあるのだろうが、 あの二人の出会いは必然であり、運命であったのだと今は思う。 ――読まされる娘としては、少々気恥ずかしいけれど。 ちなみにだが、母が辞めた手記には続きがある。 あまりにも下手くそで、大変視認性が悪く、 読み進めるのも苦労する字で書かれた、手記―― そう。 父が書いた手記が…… 私が伝記を記すようになったのも、 両親の手記を書く癖が遺伝したからかもしれない。 ――そして。 今このあとがきを書きながら、私の考えは変わりつつある。 この伝記を最終章としたい、とまえがきに書いた私だが、 父が書いた手記もまた、伝記にしたいと思い始めている。 愛しの弟のためにも、父と母のためにも。 これを世に残さないのは、いささか勿体ないと思えてきた。 だから、私は続編を書こうと思う。 次回作は、『憧れの冒険家』でなく、 私を冒険に駆り立てた『愛すべき冒険家』の物語。 今作と違って少々荒っぽい内容になりそうだが、 それはそれで楽しめるものになると約束しよう。 そのためにも、私はあの地を必ず踏破してみせる。 ――驚きと、発見。 それを伝えるためにも、私は生き残る。 どうか、待っていてほしい。 そして、祈っていてほしい。 一緒に、冒険の旅を続けよう。 ▲上へ 一徹者 うふふ、そんな所に集まって井戸端会議? じゃあママも混ざろうかしら。実は面白いお話があるの。 この前、あの冒険者の様子をちょっと見に行ったんだけれど。 彼ったら何をしていたと思う? 呻き声をあげながら、片腕一本で崖からぶら下がっていたの。 私の胴回りくらいある右腕が、少しずつ、ずり落ちていって…… ママ、びっくりして思わず大きな声を出しちゃった…… 彼の記録の最後はここじゃないって知ってたのに。恥ずかしいわ。 え?その後がどうなったかって? それがね、もう落ちるって時に下から大きな声が聞こえてきたの。 声の主は彼の妻。娘を抱いて、呆れた顔で見上げてたわ。 「鍛えてばかりいないで、娘と遊んで」……ってね。 彼、ただトレーニングをしていただけだったみたい。 鼻歌交じりに、器用に腕を入れ替えてね。 ▲上へ 山の民に伝わる譚歌 【母の唄】 剛毅な悪徒がやってくる 山の頂から降りてくる おぎゃあの声は嫌に覚醒 おしめの赤子は寝屋に隠せ 我は海岸生まれ紺碧育ち 山に籠れば子守の孟母 吹きすさぶ雪 奮い立つ勇気 守り人は赫怒を込めろ もうすぐ来るぞ 今すぐ来るぞ 守り人は覚悟を決めろ 【父の唄】 家に居たって酒を飲むだけ ただ窓から崖を望むだけ 母なる大地にいつでも感謝 母が持つのはいつでも干戈 我は山麓生まれ山頂育ち 山を下ればくだらぬ親父 獅子の宿命 未知の雄星 勇敢なる者は日盛りへ 早く行かねば 今すぐ行かねば 勇敢なる者は頂へ ▲上へ 愛すべき冒険家についての取材メモ1 ――彼との出会いはどこでしたか? それはやっぱり、山よ。アタシが彼に襲い掛かったのが、出会い。 ――襲い掛かった!? ええ。アタシ、山賊をしてたの。……見えない? 幼い頃に親に捨 てられてね、生きるのに必死だった。でも、登山家達から金品を巻 き上げるのは簡単だったわ。なんせ、アイツら女を紙めてるから。 ――彼もそんな登山家の一人だったのでしょうか? そうね。彼もアタシを紙めていたと思う。山を登っていた彼に、ア タシはいつものようにか弱い女のフリをして近づいたわ。そして、 不意を突いた。でもダメだった。簡単にいなされちゃったの。 ――彼には武術の心得が? どうかしら? アタシも同じ質問をしたんだけど、「山と戦ってい るんだ。これくらい当然」って笑ってたわ。それに彼は、「山賊な んかやめろ。冒険はいいぞ!」とも言いながら、馬鹿笑いしてた。 アタシもなんだかおかしくなっちゃって、二人で笑いあったの。 ……今ではいい思い出ね。アタシはそれから山賊をやめて、子供が 二人もできたわ。だから、彼には感謝しているの。 ――幸せそうで良かったです! 本日はありがとうございました。 ▲上へ 愛すべき冒険家についての取材メモ2 ――彼との出会いはどこでしたか? 私の家、港町で宿屋をしていたのだけど……そこに汚い身なりで、 あの人が泊まりにきたのが出会いかな。 ――宿屋をしていた? あぁ、もう閉めちゃったから。潮の関係で、誰も上陸できない島が 近くにあるとかで……それに挑戦しようって人達がよく来ててね。 おかげで繁盛はしていたのだけど…… ――だけど? あの人が簡単に上陸しちゃって……それから挑戦する人がめっきり 減って、客足が途絶えてね。それに継ぐ人もいないからって。 でも、あんな人が島を攻略するなんて…… ――印象は悪かったのですか? もちろん、最悪。泥まみれの恰好で、目ばっかり少年みたいに光ら せちゃって……私の姉と兄も冒険家だったのだけど……おんなじ目 をしていたわ。私、冒険家って嫌いなの。 でもまさか、あの人と家族になるなんてね……びっくりよね。 ――あはは。本日はありがとうございました! ▲上へ 愛すべき冒険家についての取材メモ3 ――彼との出会いはどこでしたか? 私が働いていた酒場です。酔っぱらったお客さんに絡まれていたと ころを、あの人に助けてもらいました。 ――あの人が助けた? ええ。酔っぱらったお客さんをひょいっとつまみあげて、そのまま どけって投げ捨てて……その時の、腕に浮き出た鍛え上げられた筋 肉。顔色一つ変えないその余裕。偉ぶったりせずに寡黙に自分の席 に戻る紳士さ。なんて素敵な方なんでしょう! と。それに…… ――あの…… 助けてもらったお礼にお酒を出したら、豪快にガブガブと飲んで、 でも、すぐに顔を真っ赤にして酔っぱらっちゃって、机に突っ伏し てグーグー寝始めちゃったんです。でも…… ――あの……! そんなところも、可愛らしくて素敵ですよね! 見た目からは想像 できない魅力と言いますか…… ――あの! 充分魅力は伝わりましたので、本日はこの辺りで…… いえ、まだまだ語り足りません! 今夜はとことん付き合ってもら いますからね! ▲上へ 愛すべき冒険家についての取材メモ0 ――お父さんとの出会いはどこだったの? えー、もう忘れちゃったわ。 ――ウソだ。 ふふふ。あなたがもっと大きくなったら、日記を読ませてあげる。 そこに全部書いてあるから。 ――いま読みたいー。 だーめ。 ――じゃー、どうしてお母さんはお父さんとケッコンしたの? ちょっとした冒険心かも。冒険しか頭にないあの人を攻略してみた かったのよ。妹には反対されちゃったけど、障害があった方が燃え るじゃない? ――なんかお父さんみたい…… そうかしら? ――お母さんはケッコンして良かった? 当然でしょ。あなたにも会えたんだから。 ――えへへ。 ▲上へ
https://w.atwiki.jp/shimada/pages/26.html
ファミコンソフト所有リスト 所有周辺機器一覧 ヘッドセット HDD60GB 鉄拳6のワイヤレススティック 所有ソフト一覧 インフィットアンディスカバリー エースコンバット6 ソウルキャリバー4 鉄拳6 デビルメイクライ4 ビューティフル塊魂 ボンバーマン Live エディション リッジレーサー6 ルミネス Rez HD ロストプラネット
https://w.atwiki.jp/miyabi_731/pages/12.html
↓シークレットルームへの入り口はこちら↓ http //9117.teacup.com/miyabi/bbs ※このサイトのメンバーしか入れません。 メンバーになりたい方は、下の掲示板に『HR』『現在の装備』 『メールアドレス』『2nd での名前』を記入してください。 http //cgi.bookstudio.com/new4/user/miyabi.html
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/1259.html
シークレットルーム 三軍邂逅戦線において突如出てきた謎の空間。 サイバースペースとも違う別の空間らしい何か。 アバターと呼ばれる謎の生命体のような者が 跳梁跋扈し、奇怪な雰囲気を醸し出す。 本来はエドウィン達、惑星アースの世界に生きる者達が 絶対に入ってこれるはずの無い場所である。 また、入ってきてはいけない、という記述もある。 勇者の館プロジェクトメンバーのデバッグルームそのものであり、 出入りはプロジェクトメンバーしか許されないはずの場所である。
https://w.atwiki.jp/dmc3/pages/33.html
登場人物アーカム エヴァ ジェスター スパーダ(登場人物) ダンテ バージル 魔帝ムンドゥス レディ ボスアグニ&ルドラ(ボス) ゲリュオン ケルベロス(ボス) ネヴァン(ボス) ドッペルゲンガー(ボス) ベオウルフ(ボス) リバイアサン 重要用語アミュレット デビルメイクライ テメンニグル システム用語エネミーステップ 経験値 スーパーダンテモード スタイリッシュコンボランク スタイル チャージショット 挑発 デビルトリガー(DT) デビルトリガーゲージ(DTゲージ) デビルハンターランク フィアー値 魔人化 スタイルトリックスター ソードマスター ガンスリンガー ロイヤルガード クイックシルバー ドッペルゲンガー(スタイル) ダークスレイヤー フリースタイル 近接武器(魔具)アグニ&ルドラ(武器) ケルベロス(武器) スパーダ(武器) ネヴァン(武器) フォースエッジ ベオウルフ(武器) 閻魔刀(やまと) リベリオン 銃器アルミテス エボニー&アイボリー カリーナ=アン 幻影剣 ショットガン スパイラル ナイトメアβ アイテムオーブ キーアイテム スター ホーリーウォーター 略称・通称など登場人物 システム用語・アイテム ボス・装備 アクション スタイル 敵 その他 台詞の空耳・通称 コメント 主にDMC3にのみ登場する用語について解説しています。 ナンバリングシリーズ全般に関する用語集はこちら※ネタバレ注意 登場人物 アーカム 登場人物の一人。オッドアイの人間で、レディの父親。 悪魔の力を持つ書物を手にし魔道の探求の末、悪魔の力を使えるようになる。 その際には悪魔になるために実の妻を生贄にした。 作中冒頭にダンテに紹介状と称してヘルズを差し向け、その後バージルと共にテメンニグル頂上でダンテを待ち構える。 エヴァ ダンテとバージルの母親。作中では写真のみ登場する。 長いブロンドの女性で、写真の中ではダンテと同じように赤を基調とした服を着用している。 バージルが力を追求し悪魔の道に進むことになるのは彼女の死による影響が大きい。 ジェスター 登場人物の一人。ピエロのような風貌で、いわゆるトリックスター的な役割のキャラクター。 初登場時は、ギガピード戦後に開かなくなった扉の開き方を、おどけた態度でダンテに教える。 その正体は・・・。 DMC3SEでは彼と戦う事も出来る。 スパーダ(登場人物) バージルとダンテの父親。 2千年前に魔界の侵攻から人間界を守るために悪魔の軍勢と戦い、 魔界の王を討ち倒した伝説の魔剣士。 魔界もろとも自らの強大すぎる力も共に封印し、以後は人間界を見守りつつ生涯を終えた。 ちなみに閻魔刀やリベリオンなど、ダンテとバージルが扱う武器は元々彼が所有していたものである。 また彼が生前使っていた最強の剣は彼と同じ名前を冠している。 ダンテ デビルメイクライシリーズの主人公。 悪魔でありながら正義に目覚めた伝説の魔剣士スパーダと、人間の母親エヴァの間に生まれた半人半魔のハーフである。 それゆえ人間の姿をしていながら、人間離れした技や怪力を自在に操る。 普段は人間の姿だが、自分の意思で完全な魔人の姿になることが可能。 悪魔に対し好戦的で乱暴に見えたり、普段の言動から軽い性格と思われがちだが、 悪魔から人間達を救った父と自分を愛し育ててくれた母を誇りに思っており、 父が持つ正義の心と母の優しさをしっかりと引き継いでいる。 半人半魔ながら、潜在的な力はスパーダ以上らしい。 全作品通して服飾や魔人のデザインはアレンジされるものの、基本的に血の様な赤を基調としたロングコートを纏っている。 ファンの間では赤いロングコート、大剣、大型二丁拳銃がダンテのパーソナリティとして定着している。 バージル 登場人物の一人。ダンテの双子の兄。DMC1では名前ととある上級悪魔(下記参照)の正体として登場したのみだが、DMC3で本格的に登場する。 DMC1ではムンドゥスに操られて変貌した、魔界の剣士ネロ=アンジェロとしてのみ登場。 だがダンテのアミュレットを見て動揺したりと、 バージルとしての自我が完全に奪われた訳ではなかったようだ。 最終的にはダンテに倒され、自らのアミュレットを残して消滅した。 他にもイベントシーンや1周目のある時点まで所持しているアミュレットで彼の名前が確認できる。また子供時代の彼が、声のみでわずかに登場する。 外見は髪を後ろになでつけている点以外はダンテとそっくりで、髪を下ろすと殆ど見分けが付かなくなってしまう。 しかし、ダンテとは違い冷徹で目的のためなら手段を選ばない。 武器の日本刀(閻魔刀)から繰り出される剣術は冷酷無比にして華麗、目にも留まらぬ居合いは一瞬で相手を斬り刻む。 一方で、自らの美学により銃器を使う事を良しとせず、シリーズ全体で見ても、DMC3作中でとある敵にエボニーを撃ちこんだきりである。 ダンテと対照的な青いコート、日本刀、銃器を使わない戦闘スタイルが彼のトレードマークのようだ。 力こそ世の全てと信じ(そこまでの考えに至る経緯は母であるエヴァの死が原因)、自ら悪魔として生きる道を選ぶ。 それ以来消息不明であったが、DMC3の一年前にダンテと再会する。 その後は作中冒頭に繋がる。 魔帝ムンドゥス DMC1のラスボス。DMC3でも少しだけ登場する他、作中のゲームファイルによれば設定上はリバイアサンの創造主でもあるらしい。 かつてダンテの母親を殺した魔界の王で、額に「第三の眼」がある。 「世界」という意味のラテン語を名前の由来としている。 無から創造を行う絶大な力を持つが、役に立たなかった部下を自ら始末したり、ダンテに対し「母が欲しければいくらでも創造してやろう」と言い放つなど、無慈悲にして酷薄極まりない性格である。 天使の翼を持つ三つ目の聖人のごとき神々しい容姿を持つが、それはあくまでも自らを装う外装でしかなく、 本性は人型のスライムに多数の手が生えたような大変グロテスクな姿である。 DMC1の時点で復活するが、ダンテとトリッシュに打倒され魔界に追い返される。 レディ 登場人物の一人。 アーカムの娘であり、オッドアイを受け継ぐ。 ハンドガン、サブマシンガン、手榴弾、カリーナ=アン等、多数の近代兵器を装備し、それらを巧みに駆使して戦う。 レディ(お嬢さん)という名前はダンテが呼んだもの。 本名はメアリであり、こちらはアーカムがつけたようである。よってメアリ=アンが本名。 若くして悪魔狩りを仕事とする。 悪魔になるために母を生贄にした父と、父を変貌させた悪魔を激しく憎んでおり、父を含む全ての悪魔を滅ぼす決意を持つ。最初はダンテもその例外ではなかった。 なお劇中で彼女が使用していたバイクは、後にダンテがクレイジーな乗り回し・振り回しをしたせいで爆散してしまった。 ボス アグニ&ルドラ(ボス) テメンニグル中層の門番で双子の兄弟。 巨大な体をした首のない鬼のような姿だが本体は剣自体で、 自らを活かせる使い手を求めており、自分達の傀儡を倒したダンテに使って欲しいと頼む。 赤い方がアグニ、青い方がルドラ。それぞれ炎・風の属性を持っている。 ゲリュオン かつて人間界で多くの戦士達を乗せてきた名馬だったが、魔界の瘴気に触れた事で変貌した悪魔。 矢やミサイル等を搭載した荷車や時間を操る能力を用いてダンテを苦しめる。 激闘の末にダンテの力を認め、時の流れを操る能力「クイックシルバー」をダンテに与えた。 ケルベロス(ボス) テメンニグルの入り口を守護する門番で、巨大な三つ首の犬の姿をした氷の力を持つ悪魔。 ダンテとの激闘の末、ダンテが先に進むに相応しい力を持つと判断し、 武器に姿を変えその力を託した。 ネヴァン(ボス) 妖艶な裸婦の風貌を持つ悪魔で、雷を操る力を持ち、多数のコウモリを従えている。 スパーダとは因縁があるらしい。 テメンニグルに封じられる前は多くの男たちの精を(もちろん命も)奪ってきたとされる。 ダンテと戦い、その力を認め武器へと姿を変えた。 ドッペルゲンガー(ボス) 作中後半のテメンニグル再登頂時に待ち受けていた悪魔で、ダンテに特殊な光を浴びせて魔人の姿をコピーしていた。 使ってくる技もダンテが使っていた技の一部をコピーしたものである。 こちらからダメージを与えるにはこの特殊な光をドッペルゲンガーに浴びせて無防備にしなければならない。 倒された後は人間の姿で再度実体化し、ダンテと一体化するという形で新たな力を与えた。 ベオウルフ(ボス) かつてスパーダと戦った際に左目を負傷し、再戦が叶わないままテメンニグルに封印された悪魔。 光の能力と怪力を持つ。 スパーダの息子であるダンテやバージルに襲い掛かるが、 敗れてその力を武器として使われることとなる。 リバイアサン かつて魔帝ムンドゥスの手で生み出された生物兵器だったが、スパーダによりテメンニグルと共に封印されていた。 まさしく巨魔とも呼ぶべき、超弩級の体躯を誇り、封印から解放された後はテメンニグルの周囲を飛び回っていた。 その体内は嫉妬界に通じており、数多のヘル=エンヴィや(テメンニグル内部の個体とは性質の異なる)ギガピードが徘徊している。 ミッション8ではダンテがリバイアサンに捕食される場面から始まり、この巨魔の心臓を破壊して脱出するのが目的となっている。 重要用語 アミュレット ダンテ、バージルが持つ母の形見のお守り。 DMC3ではダンテのものは銀色で、バージルのものは金色であるが、 時間軸上DMC3の後の話であるDMC1では両方とも銀である。 これは製作者側が3において差別化を測ったためと思われる。 2つ揃う事でパーフェクトアミュレットとなり、魔剣スパーダの力が解放される。 更に伝説の魔剣士スパーダはテメンニグルを封印した際、 アミュレットに人間界と魔界をつなぐための鍵の役割も持たせていた。 なお、DMC2にも同名のゲームシステムとして登場しているが、こちらはデビルハーツを収める為の器という立ち位置であり、DMC1やDMC3に登場したものとは無関係である。 デビルメイクライ ダンテが営む便利屋の名前であり、このゲームのタイトル。 今回では名前も付けない内から悪魔に店を襲撃されては、店内で暴れまわったり、トリッシュに投げつけられたバイクを銃で蜂の巣にし、 爆発させた挙句店内を黒焦げにしたり等、職業上災難が多い場所。 ダンテの趣味が所々に現れており、事務所兼自宅といった模様。 何故か椅子が倒れていることが多く、いつも蹴り上げて立てている。 テメンニグル 本作の舞台となった、アメリカの街中に突如出現した巨大な塔。 「恐怖を生み出す土台」という意味を持つ。 塔の周囲には、嫉妬を司る巨魔「リヴァイアサン」が飛び交っている。 塔を封印する鍵はダンテとバージルの持つ、母の形見である二つの「アミュレット」と、 「スパーダの血(劇中ではスパーダの血を引く、ダンテ、バージルの血)」、 そして「穢れなき巫女の血」。 これらを捧げる事で塔が稼働し封印が解け、魔界への扉が開く仕掛けになっている。 また、塔内部の各所にスパーダが魔界と一緒に封じ込めた強力な悪魔が存在し、 この悪魔達がゲーム中の特定のミッションで、ボスとして登場する。 システム用語 エネミーステップ 敵を踏みつけてジャンプする特殊アクション。通称エネステ。 詳細は 裏技・小ネタ等 のページを参照。 経験値 DMC3にのみ登場するシステムで、成長型スタイル4種及びダークスレイヤーを成長させるのに必要となり、敵を倒す毎にレッドオーブとは別に獲得する。 無論、経験値が一定数以上貯まる事でスタイルがレベルアップし、新たなスタイルアクションを得るようになる。また、ダークスレイヤーではスティンガーレベル2等のレベル2系技の取得条件の1つにもなっている。 4以降も成長型スタイルは続投しているが、成長方法は近接武器の技の取得や銃器の強化と同じ方法に統合されている。 スーパーダンテモード DMC2以外でシリーズ通して存在する、半ば恒例の隠しコスチューム。 外見は通常時と変わらないが、デビルトリガーを使い放題というなんとも魅力あふれたものである。 ただし最高難易度であるDMDをクリアしなければ解禁されない。 そのうえ、DMC3では魔人化中に体力が自動回復しない、トリガーバーストを発動するとDTゲージを消費する、という不利点が追加されてしまっており、DMC3SEでは加えてクイックシルバーやドッペルゲンガー使用時もDTゲージを消費するようになってしまった。 ただし、DMC3SEでは伝説の魔剣士のスーパー版(スーパースパーダ)が追加されており、 こちらは魔人化中に体力が自動回復し、デビルトリガーゲージを消費するあらゆる動作の消費を無くすという超性能(DMC1と同じ)。 スタイリッシュコンボランク スタイリッシュランク、コンボランクとも言われる。 ダンテをいかにスタイリッシュに戦わせているかを表す表示。 戦闘中に敵を攻撃したり倒したり、逆に敵の攻撃をかわした時、挑発した時などに表示される。 DMC1~2でのランクは、低い方からD・C・B・A・Sの5段階だったが、 DMC3からはSの後にSS・SSSを加えた7段階に増えた。 スタイリッシュポイント(ゲーム中の内部パラメータ)の入る行動を起こす毎に ポイントが加算され、徐々にランクが上がっていく。 作品ごとにポイントが加算される行動は違うが、敵を攻撃する、倒す、攻撃を寸前で避けるといったものは共通。 スタイル 本作から追加された要素で、いわゆる戦闘の型(スタイル)である。 スタイルによって様々な戦い方が可能になる。 本作ではダンテの場合、最初から選択できる成長型スタイル4種と、 ボス勝利時に手に入る消費型スタイル2種に大別される。 また本作のみバージルも独自の成長型スタイル・ダークスレイヤーを持つ。 チャージショット ボタン長押しで銃に魔力を込めて、強力な射撃を行うアクション。 DMC1から汎用アクションとして実装されていたが、 DMC3ではガンスリンガースタイル専用のスタイルアクションとなった。 エボニー&アイボリーとショットガンで使用可能な他、アルテミスも技名は異なるが溜め撃ち可能である。 挑発 特定ボタンを押すことにより敵悪魔に対して挑発モーションを行う特殊アクション。 挑発時には隙ができるが、敵の近くで成功させればデビルトリガーゲージを一定量回復させられる。 攻撃コンボと上手く織り交ぜればデビルトリガーを多用でき、敵掃討とコンボ評価引き上げに活用できる。 DMC2ではこの要素が削除されたが、DMC3から復活した。 DMC1ではボタンを押す強さで、 DMC3以降はその時点のスタイリッシュコンボランクでアクションが変化する。 デビルトリガー(DT) 略称DT。 ダンテやバージル達メインキャラおよび悪魔が行使する魔力のこと。 デビルトリガーゲージを消費して、魔人化などの強力な行為を行う。 デビルトリガーゲージ(DTゲージ) デビルトリガーを発動する為に必要な魔力ゲージ。 ゲーム中では体力ゲージの下部に表示されている。 3目盛り以上蓄積されると魔人化などの強力な行為が可能になる。 初期値は3目盛り。 時空神像等でパープルオーブを取得する事によって最大10目盛りまで増やす事ができる。 DTゲージは敵を攻撃したり、ダメージを食らったり、挑発するなどの行動で溜まっていく。 デビルハンターランク シリーズ全作を通して存在する、ミッション終了後にリザルトに表示されるそのステージ中の評価。 低い方からD・C・B・A・Sの5種類。 DMC1での評価基準は、ミッションクリアまでに掛かったタイム、取得オーブ量、 被ダメージ量、使ったアイテムの種類と個数。 DMC2ではさらにスタイリッシュポイントの評価基準が追加。 DMC3はDMC2と同じ評価基準だが、スタイリッシュポイント算出の仕様が2と異なる。 DMC2・DMC3は総合評価のランクは元より、それぞれの項目別でもランク付けされる。 それぞれの項目の全てでSランクを取った場合は総合SSランクと評価される。 最高難易度で全ミッションSSランクを取るのは まさにこのゲームをやり込んだ悪魔狩人(デビルハンター)の証である。 ただし、この最高難易度ではダメージ評価Sの基準がノーダメージとなっており、SSランクを取るのは至難の業。 フィアー値 本作において敵に設定されている内部パラメータ。ゲーム中に直接確認することは出来ない。 ダンテが敵を倒すごとに増していき(仲間を殺されることに悪魔が恐怖を覚える)、 一定以上になると、敵が恐れ攻撃頻度が下がる。この時敵キャラが怯えるモーションを見せるが、中には逆上して攻撃頻度が増す敵もいる。 また、最高難易度・DMDではフィアー値が溜まった敵はDTを発動して強力になる。 尚、敵を倒した時に他の敵にフィアー値が加算されるのは、既にフィールド上に存在している他の敵のみが対象であり、 出現する前の敵にはフィアー値は加算されない。 魔人化 デビルトリガーを発動し、悪魔の力を解放すること。 ダンテ他操作キャラの多くは武器や魔石など、魔具に秘められた悪魔の力を利用することで魔人化し、強力な力を得ている。 ダンテの場合、シリーズを通して毎回魔人のデザインが変わっている。 DMC3における魔人のデザインは、女神転生シリーズで有名な「金子 一馬」氏が担当した。 スタイル トリックスター 成長型スタイル4種の内の一つ。 移動・回避に長けた扱いやすいスタイルであり、ダッシュやウォールハイク等の動きで敵を翻弄する。 単純に避けるだけでなく、避けた上で反撃する、吹き飛ばした敵に近づいて追撃、 といった攻撃的な使い方も可能。 トリックスターの各種スタイルアクション実行中には無敵時間が存在する。 ソードマスター 成長型スタイル4種の内の一つ。 近接武器の真価を引き出し、様々なスタイル専用技が扱えるようになる。 あらゆる攻撃パターンが存在する、最も技の多いスタイル。 ガンスリンガー 成長型スタイル4種の内の一つ。様々な銃技を扱えるようになる。 ソードマスターの次に技数が多いスタイル。 遠距離戦が得意なのはもちろん、場合によってはソードマスター張りに接近戦に特化することもあり、 極めればそれこそ近接武器を使わずクリアも可能。 ロイヤルガード 成長型スタイル4種の内の一つ。 敵の攻撃をガードして怒りのエネルギーを溜める「チャージ」と、 溜めたエネルギーを放出して敵にダメージを与える「リリース」の二つが持ち技。 また敵と攻撃のタイミングを合わせて発動すると「ジャストブロック」や「ジャストリリース」となって効果が上昇する。 前者はあらゆる攻撃を防ぐことができ、 後者はエネルギーがゼロの状態でもザコ敵を一撃で葬るほど。 また魔人化を併用すれば攻撃力向上補正により、一撃は計り知れない威力になる。 使いこなすのが難しい上級者向けスタイル。だが、シンプル故に使い込む毎に上手くなるという使い味が渋い。 クイックシルバー 消費型スタイル2種の内の一つ。 ボス、ゲリュオンを倒すと手に入る、時の流れを操るスタイル。 スタイルアクションを発動すると自分以外が白黒世界となり、 緩やかな時の流れの中で自分だけが高速化する。 ドッペルゲンガー(スタイル) ボスおよび、消費型スタイル2種の内の一つ。 ボスであるドッペルゲンガーを倒すとスタイルが手に入る。 その名の通り、デビルトリガー発動と同時に影による自らの分身を作り出し、共に攻撃する。 本体と影が同時に攻撃するので、純粋に火力が2倍になるという、攻撃に完全特化したスタイル。 使用時に2PのSTARTボタンを押す事で2P同時プレイが可能。 カメラは1Pのダンテをメインに動くので、 2P操作でうっかりカメラ外へ行くと一旦解除してもらわない限り帰りが分からなくなる。 ダークスレイヤー DMC3SEのバージルモードにおけるバージル専用のスタイル。 力のみを追求し、闇へと堕ちた剣士。 ダンテのトリックスターと同じく、移動・回避に特化した性能。 バージルはこれ以外のスタイルを持たず、またスタイルによるクレイジーコンボもない。 フリースタイル Switch版DMC3SEに追加された目玉要素の1つで、厳密にはスタイル名ではなくゲームモードの1つ。 新たにゲームを始めたときにオリジナルかこのモードを選ぶことになる。 フリースタイルの特色として、4以降のリアルタイムスタイルチェンジのように戦闘中でも自在に6つのスタイルを切り替えられるようになっている。 また、近接武器と銃器も入手する毎に全て同時装備する仕様となっており、今までのDMC3・DMC3SEよりも戦法・コンボの幅が大幅に広がっている。 ただしデメリットとして強制的に全武器同時装備する為に武器切り替えの回転率が落ちてしまっている。銃器に関してはアルテミスとスパイラルを拾わないという手もあるが、その分火力や戦法の幅が減るため、拾わずに進めるかはよく考えた方が良いだろう。 近接武器(魔具) アグニ&ルドラ(武器) ボス「アグニ&ルドラ」の本体である近接武器。 2組1対のノコギリ刃型半月刀で、柄頭を接続する事も可能。 属性はアグニが炎、ルドラが風。二刀流独特の広範囲攻撃を持つ。 ケルベロス(武器) ボス「ケルベロス」が力量を認め、姿を変えた近接武器。 中央の輪に鎖で3つの棒が繋がれたヌンチャク。ボス同様に氷属性を持つ。 正面方向への圧倒的手数で大型の敵を攻めることができる。 スパーダ(武器) DMC1から登場している近接武器だが、DMC3では未登場。 フォースエッジがパーフェクトアミュレットにより本来の姿を取り戻したもの。 スパーダ自らと同じ名を持つこの剣こそが魔界との戦いの折に振るわれた武器である。 鎌のような刃を持つ巨大な片刃剣の形をしており、常に強力な魔力を纏っている。 ネヴァン(武器) ボス「ネヴァン」が姿を変えた近接武器。 武器としての形状はギターだが、ソードマスタースタイルを使用することにより鎌状に変形可能。 操作方法が独特で、基本アクションはほとんど遠隔攻撃である。雷属性を持つ。 フォースエッジ DMC1のダンテの初期装備であり、 彼の父である伝説の魔剣士スパーダが所有し魔界を封じるのに用いた剣の一つ。 DMC3のラストではダンテがバージルに勝利した事から、フォースエッジを人間界に持ち帰る事となるものの、 その時点でアミュレットは二つに分かれてしまうため、真の力は解放されていない状態だった。 後にダンテとバージルの持つアミュレットを組み合わせてパーフェクトアミュレットとすることで真の力を解放し、 伝説の魔剣士と同名の魔剣「スパーダ」へと変化する。 DMC1ではリーチ、威力共にアラストルに劣り、魔人化やスティンガー、ラウンドトリップ等を使えない性能だったため、アラストルを入手したら(フォースエッジ縛りでもしない限り)お役御免だった。 DMC3SEではバージルの武器の1つとして使用可能で、コマンド技はダンテのリベリオンと似た性能だが、コンボは閻魔刀との2刀流となる。属性はリベリオンと同じ魔属性だが、コンボで閻魔刀を使う部分のみ闇属性。 閻魔刀ほどではないが、リーチはDMC1から大分改善されている。 ちなみにダンテもコスチュームをDMC1系のものにすれば、グラフィックのみだがリベリオンをフォースエッジに変える事ができる。性能もリベリオンと全く同じ。 ベオウルフ(武器) ボス「ベオウルフ」の力がバージルによって奪われ、籠手と具足の形となった近接武器。 格闘タイプの武器。属性は光。 DMC1のイフリートのキープコンセプトだが、操作性が向上している。 作中ではダンテ、バージル共に使用する近接武器で、ダンテは主に拳技をメインに用い、点の範囲で攻撃するものが多いため攻撃範囲は最低クラスだが、溜める事で高い攻撃力を更に上げる事ができる。 一方バージルはコンボを除いて足技しか使わず、足を振り回すような攻撃が多いため、ダンテよりも攻撃範囲は広めになっているが、全ての技が溜められなくなっている。 閻魔刀(やまと) バージル愛用の日本刀であり、父スパーダの形見でもある伝説の剣。 刃に触れる物全て切り裂くほどの鋭利な刃を持ち、「意思を持つ」とも言われる、闇を切り裂き、喰らいつくす魔刀。 バージルが魔界に落ちて魔帝ムンドゥスに挑み「ネロ・アンジェロ」になった後、閻魔刀も行方不明になっていた。 DMC1の 「The Legendary Dark Knight」 モードでも初期装備として使用できるが、 その性能は、リーチが短くなった、アラストルの劣化版というものだった(ただし、DT発動時はリーチがスパーダと同じ長さになる)。 DMC3SEでバージルがプレーヤーキャラクターとなった際には、長いリーチを利した広範囲攻撃で敵を圧倒する性能となっている。 属性はDMC1では雷属性、DMC3SEでは闇属性。 リベリオン 近接武器。「反逆」の銘を持つ、DMC2以降でダンテが使う大剣。 兄バージルは閻魔刀を受け継いだのと同様、ダンテはこれを父の形見の一つとして引き継いでいる。 登場作品において常にオールラウンドに使える武器で、様々な技を使う事が出来る。 DMC3でのみ魔属性(シリーズ外でいう無属性)と定義されている。 今作において序盤は本当の力を発揮していないが、ダンテの血を受けたことにより真の力が覚醒する。 ちなみに武器選択画面で覚醒前と覚醒後を比べると、 覚醒後は鍔に埋め込まれた髑髏の目が赤く光り、口が開いて、左右の鍔が開いているという違いが見受けられる。 攻撃力、アクション等に違いはない。 DMC1においてリベリオンは登場せず、スパーダの形見の剣という意味では主にフォースエッジを使っていた。 しかしDMC2以降では常にリベリオンを使っているため、こちらが本来の「ダンテのための剣」と思われる。 銃器 アルミテス テメンニグル内に封印されていた魔界の銃である。 複数の敵を同時にロックオンして、魔力のエネルギー弾を放った後それがロックオンした敵にレーザーとして向かって行く風変わりな銃器。 ガンスリンガーで単体多重ロックのスキルを得てから飛躍的に火力が上がるが、基本がチャージ式故に癖が強い。 エボニー&アイボリー シリーズ通して登場する、デビルメイクライの象徴ともいえるダンテの大型二挺拳銃。 黒い銃がエボニー、白い銃がアイボリーである。 攻撃力は低いが連射性に優れる特徴を持つ。 ベースは45口径の代表『コルト ガバメント』であることが小説で明かされているが、 ダンテの超人的な連射に道具が耐えられるよう各所を補強しており、改造前の形状とは程遠い。 右手用のアイボリーは連射性能に優れ、左手用のエボニーは精密射撃に向くという設定がある。 ゲーム中では両銃に性能の差は全くないが、トゥーサムタイムの別方向射撃やワイルドスタンプ発動中の射撃にエボニーが使われており、少なくともモーション上では設定は活かされていると言えよう。 カリーナ=アン レディの母親の名を冠するフックショット付きの多機能なロケットランチャーであり、レディも攻撃・移動手段として多用する。 ダンテが悪魔の血を引いているとして毛嫌いしていたレディが、 後にダンテを認め托したシリーズ恒例の重火器だが、それまでのものに比べると多機能らしく、ガンスリンガースタイルでそれを使いこなすことが出来る。 幻影剣 バージルの扱う、魔力で生成された浅葱色の剣。 DMC1ではネロ・アンジェロが最終戦で使用。 DMC3でも最高難易度DMDにおいてバージルが使用してくる。 DMC3SEでプレイヤーキャラとして使用可能になったバージルも遠距離攻撃として使うことができる。 様々な陣形を取ることができ、なおかつ自身のダウン以外の動作中いつでも同時発射できるという性質から、火力アップ・コンボ維持に多いに貢献してくれる。 形状はDMC1ではネロ・アンジェロの大剣と同形状、DMC3では何故かフォースエッジと同形状。 ショットガン シリーズ通して登場するソードオフ型の散弾銃。 DMC3までは初期時点では所持しておらず、序盤で拾うのがお約束となっていた。 広範囲への攻撃が可能だが、その真価は近距離で発揮される高い破壊力にある。連射性は中程度。 スパイラル 貫通力の高い弾丸を発射するライフルで、連射には向かないものの強力な破壊力を持つ。 遠距離で連発してもそこそこ強いが、近~中距離でも十分使える。 ただし近~中距離での基本性能はカリーナ=アンに食われているところがあり、 使いどころは難しいが、ロイヤルガードで硬直をキャンセルしての連射は驚くような威力を発揮する。 ナイトメアβ DMC1に登場する、ダンテの魔力(DTゲージ)を吸収して強力なエネルギー弾を放つ魔界の武器。 DMC2では魔力消費を改善した代わりに水中専用になったナイトメアγも登場している。 ダンテの左腕を取り込むような形で装備される。 DMC3のアルテミスは全体的にこの銃を彷彿とさせる。 DMC1ではナイトメアを装備し、更に近接武器のイフリートを装備すると、 非魔人化時のコンボ1段目とその直後に出せる特殊マグマドライブの攻撃力が2倍になるという仕様があったが、 DMC3ではアルテミスを装備してもベオウルフの攻撃力が上がったりはしない。 アイテム オーブ 悪魔の血や生命力などが結晶化した魔石。効果によりその色が異なる。 敵を倒すことで入手し、入手と同時に使用。 レッドオーブのみストック可能で、時空神像に捧げることで新たな力が入手可能になる。 表面に顔のようなものが映っており、作品ごとに異なるがどれも共通してヘン顔である。 キーアイテム 文字通り封鎖されている扉等を開き、探索箇所を広げるためのカギとなる重要アイテム。 今作では鍵の形状をした物は登場せず、何らかの力を秘めたものが大半を占める。 今作に登場するキーアイテムの詳細はこちら スター 消費アイテムの一種。錬金術によって生み出された魔石。 体力を回復させる「バイタルスター」とデビルゲージを回復させる「デビルスター」があり、任意のタイミングで使用できる。 使うと『Item Used』ポイントが加算され、デビルハンターランクの評価が下がるので注意が必要。 ホーリーウォーター 悪魔祓いの聖水。 DMC4まではオーブやスター共々恒例だった攻撃系の消費アイテム。 DMC2以外では任意のタイミングで使用でき(DMC2のみ極低確率で雑魚敵からドロップし、その場で発動する)、使用すると周囲の敵全てに大ダメージを与える。 また、使用中は無敵だったり、攻撃属性は近距離にも遠距離にも属さない特殊属性だったりする特徴もある。 略称・通称など 登場人物 略称・通称 元の用語 備考 赤兄貴ヴァンテ バージルモードで敵として登場するバージル このバージルは服装の色が「青→赤」に変わっているDanteっぽいVergil → Vante 兄貴鬼いさん バージル 超兄貴 難易度DMDのバージル(3戦目)特に体力が残り少なくなって発狂パターンに移行した状態を指す ハゲ アーカム 見た目から システム用語・アイテム 特殊アクションは「アクション」の項目に統合 略称・通称 元の用語 分類 備考 E EASY 難易度 トータルランキングでも使用 N NORMAL 難易度 同上 H HARD 難易度 同上 VHVベリハ VERY HARD 難易度 Vはトータルランキングでも使用攻略書き込み等ではVHが一般的に使われる DMD DANTE MUST DIE 難易度 トータルランキングでも使用 HOH HEAVEN OR HELL 難易度 Stpスタポ スタイリッシュポイント システム用語 DT デビルトリガー ゲームシステム ダメ ダメージ システム用語 聖水 ホーリーウォーター アイテム BP ブラッディパレス ゲームモード ボス・装備 略称・通称 元の用語 分類 備考 アグルドA R アグニ&ルドラ ボス・近接武器 A Rは作中ファイルにおける略称 エボアボエボアイE I エボニー&アイボリー 銃器 E Iは作中ファイルにおける略称 カリーナ カリーナ=アン 銃器 ケル ケルベロス ボス・近接武器 ショット ショットガン 銃器 ドッペル ドッペルゲンガー ボス ベオ ベオウルフ ボス・近接武器 リベ リベリオン 近接武器 馬 ゲリュオン ボス アクション 略称・通称 元の用語 分類 備考 J ジャンプ アクション JB ジャストブロック スタイルアクション JR ジャストリリース スタイルアクション RI リアルインパクト スタイルアクション TB トリガーバースト 特殊アクション エアトリトリック エアトリック スタイルアクション トリックの場合トリックスターを指す場合もあるため注意 エネステ エネミーステップ 特殊アクション エリアル エリアルレイブエリアルクロス スタイルアクション技 キラビ キラービー 技 ジャスト ジャストブロックジャストリリース スタイルアクション 主に両方を指す場合が多い 疾走ダァーイ 疾走居合 技 ダァーイは掛け声から。下記の台詞の空耳・通称も参照 ディバイン ディバインドラゴン 技 ハッフンHH 抜刀切り上げ&切り下ろし 技 掛け声から ライダーキック ソードピアス後の素手状態時の急降下キック 技 ンウェー ハンマー スタイルアクション 掛け声から。この掛け声の技は他にも多数該当するが、基本的には圧倒的に聞く回数の多いこの技を指す 兜ヘルム 兜割りヘルムブレイカー 技 連斬 空中連斬 技 特殊浮き なし(造語) DTエネミーを空中で浮かせ直すテクニックのこと 二度浮き なし(造語) DTエネミーを空中で二回連続で浮かせるテクニックのこと スタイル 略称・通称 元の用語 備考 GSガンスリ ガンスリンガー QSクイック クイックシルバー SM ソードマスター DGドッペル ドッペルゲンガー ドッペルの場合ボスの方を指す場合もあるため注意 TSトリック トリックスター トリックの場合エアトリックを指す場合もあるため注意 RGロイガ ロイヤルガード DS ダークスレイヤー 敵 略称・通称 元の用語 備考 エンヴィ ヘル=エンヴィ ヘルヘルズ 7ヘルズ系の敵 ヘルバンヘル番バンガード番長 ヘル=バンガード レギオンナメクジ アーカムズレギオン 赤ヘルラスト ヘル=ラスト 棺桶グリード ヘル=グリード 黒ヘルプライド ヘル=プライド 蜘蛛 アルケニー 白ヘルスロース ヘル=スロース 砂ヘルグラトニー ヘル=グラトニー 蛸霧 ソウルイーター 盾 デュラハン 天使 フォールン 鳥血鳥 ブラッドゴイル 爆ヘル爆弾ヘル爆弾レイス ヘル=レイス 逃げグマ プレイヤーから逃げるタイプのエニグマ その他 略称・通称 元の用語 説明 DMCデビメデビル デビルメイクライDEVIL MAY CRY ゲームタイトル・シリーズ シャコーン 逃げグマが逃げる時の効果音 スタイシッシュ スタイリッシュでないかっこ悪い 元ネタは公式サイトの誤字(現在は修正・サイトリニューアルにより見れない) マニアクス DMC MANIACS 公式サイトのコンテンツゲーム中に解説されない小ネタやテクニックの解説などが載っていた。有益な情報の宝庫だったが、現在は閉鎖しており見れない。 分銅檻 ベオウルフ戦で出現する鉄柱 SS デビルハンターランク タイム、オーブ、スタポ、ダメージ、アイテム全ての評価でSを取ると、リザルト画面ではSだが、トータルランキングではSSと表示される フル成長 なし(造語) 体力、DTゲージ、アクション、スタイルレベルが最大強化された状態のこと。 有成長 なし(造語) ニューゲームで始めアクション取得やスタイルレベルアップでキャラクターを強化しながら、クリアを目指すプレイスタイルレッドオーブやスタイル経験値の配分という駆け引きが生まれるため、フル成長or引き継ぎ有りとはまた違った楽しみがある。 無成長 なし(造語) ニューゲームで始め、初期状態のままクリアを目指すプレイスタイルいわゆる初期縛り。ダンテの場合スタイルレベルを上げてはいけないため、スタイル経験値が上限に達しないよう、計画的なプレイングを要求される。無成長+DMD+評価SS、という猛烈な縛りでクリアする猛者もいる 無着地 なし(造語) 一度も着地せずに敵やボスを倒すこと。やり込みの一種。 TST True Style Tournament 海外の非公式コミュニティによる、DMCのプレイ動画を投稿し合う催しのこと。主催のサイトは現在閉鎖しているが、動画はYoutubeやニコ動に転載されており今でも視聴可。 台詞の空耳・通称 空耳・通称 元の言葉 説明 アイムキルユー I'll kill you!! モードチェンジ時の行動周囲への光攻撃 ダァーイ Die. バージルの疾走居合 ドンケッソーカーキー Don't get so cocky. DMDの敵バージルが幻影剣を出現させる際の台詞 バンディクークラッシュバンディクー Crash and bash! ボスのベオウルフがヴォルケイノを放つ際の台詞 有給ラッシュ You Trash! バージル3戦目の絶刀使用時の台詞 酢昆布 Scum. バージルの疾走居合 コメント コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/468.html
<side n> いやぁ、びびった。 ついさっき終わったラジオの収録。その1コーナー。 “シークレットシークレット2” 今日の担当は、のっちとゆかちゃん。お題を出すのはあーちゃんだった。 そのお題ってのが、、、「秘密」 あたしたち二人に 「秘密」をお題にしゃべれってのは、、、 なにかの、嫌がらせですか? おそらく、思いつきというか、イタズラ心が疼いたってところなんだろうけど・・ それにしても、心臓に悪いよ、あーちゃん・・ だって、のっちとゆかちゃんは まぁ、“一応”、恋人同士ってことで。 あーちゃんもそれは知っていて。 きちんと話したわけじゃないんだけど、なんかバレていて。 付き合い長いからねぇ・・隠し事ってのは難しい。 で、この状況で、今日のラジオ。 結局、なんだかはぐらかした感じで終わっちゃったんだけどさ。 ゆかちゃんも、動揺してたんだろな。 なんか、変な空気っていうか、妙なテンションだったよね、あたしたち。 今日はそれでもう仕事が終わりだったので 足早に帰路に着いた。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 家に帰って、ふと考えた。 「秘密」 かぁ・・・ たぶん最大の秘密は、ゆかちゃんとのこと。 でも、、、 これが一番の秘密なのかな? 世間的に言えば、ゆかちゃんとのことが一番だろう。 でも、メンバー内では?ゆかちゃんには?あーちゃんには? ゆかちゃんに・・・・ 昔、あーちゃんのことが好きだった。 てのは、言ってないけど、バレてるだろう。 でもたぶん、ただ単に、片想いしてただけだと思ってるはずだ。 ゆかちゃんの、秘密・・・ ふぅ〜。 今日も、熱帯夜か。 暑さで、めまいを起こしそうだ。 思考がまとまらないときは、 考えるのはよそう。 そ、この暑さのせいだ。 そっと、昔と目の前の現実に蓋をし、 目を閉じた。 <side k> ラジオの収録が終わった。 なんなんよ、一体、あーちゃん・・・ のっちとあたしに 「秘密」についてトークしろって。 はぁ、焦った。 当の本人は、いつもと変わらずスタッフさんと にこにこと話をしている。 のっちは・・・ いつも同様、即行帰ったようだ。さっきみたいなことがあっても? やっぱ、何年経っても掴めない。 付き合っている今でさえ、全然掴めない。 しばらくスタッフさんと談笑して、あたしたちも帰ることにした。 とことこと、駅に向かう。 なんだか、このままだと、家に帰ったら一人で考え込んでしまいそうで・・ 「あーちゃん?」 「なに?」 「さっきのって、なんか意図があったん?」 「はは、やっぱ焦った?w」 「そりゃ、焦るよぉ」 「だよねぇ」 あーちゃんが意味ありげに笑う。 「なんなん?」 「えぇ、意図って言われたら、そんな大袈裟なもんじゃないんやけど・・ ただ、ふと、ねぇ・・」 何かあるんだろう。 あーちゃん自身、言葉にできない何かが。 そんな気がした。 だから、あえてそれ以上は踏み込まなかった。 それは、あーちゃんのため。 とかじゃなく、きっと、あたしのため。 踏み込まれたら困るのはきっと あたしのほうだ。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 家に帰って、ひと段落した後 のっちにメールしてみた。 思ったとおり、返事は返ってこなかった。 よくあることだ。 でも、今夜くらい返してくれてもいいじゃん・・ はぁ・・・ 今夜も暑い。 このなんとも言えない想いも うだるような暑さに溶けて消えてしまえばいいのに。。。 <side a> さすが、ゆかちゃんじゃねぇ。 家に帰って、さっきの会話を思い出す。 それに引き換え、のっちは相変わらずのヘタレじゃ。 意図、、、かぁ。 そんな、ちゃんとした思惑とかはないんじゃけど。 ただ、二人をドキドキさせたかったってのもある。 でも、やっぱ、そんなイタズラ心だけだったわけじゃない。 のっちがゆかちゃんに惹かれはじめたのっていつなんだろ?ゆかちゃんは? それはよくわからない。 付き合い始めたのだって、はっきりとは。 だって、報告があったわけじゃない。 でも、気付いてしまった。 全く驚きがなかったと言えば嘘になるけど、 意外とその事実は自分の中にすっと入ってきた。 今やその事実は、あたしたちの中での暗黙の了解。 二人のことが大好きなので 二人が幸せなのは あーちゃんにとっても、幸せなことだ。 でも、どうしても、二人の関係は すっと自分の中に落ち着いてくれない。 それはきっと ゆかちゃんの“恋人”の存在。 のっちとそうなる前から付き合ってるその人の存在が 二人を素直に見守れない原因。 なにより、のっちもその恋人の存在は知ってることが 余計に混乱させられる。 そんなの、素直に見守れるわけないじゃろ!! なんて考えること数ヶ月。 その腑に落ちないもやもやが 今夜、あんな形で現れてしまったわけだ。 「好きな人のそばにおれたら、それだけでえぇんよ」 ふと昔、のっちが言った言葉が蘇る。 のっち・・・ なんで、あんたはツライ恋ばっかするんよ・・・ あの時も、今日みたいに うだるような暑い日だった。 だめじゃ、このままじゃ、あの時に引き戻されてしまう。 そっと、過去から伸ばされてきた手を振り払って 明日の準備をして、眠りについた。
https://w.atwiki.jp/kakuuanime/pages/41.html
シークレットゲーム シークレットゲームとは日本の同人サークルFLATによるアダルトゲームを原作としたテレビアニメである。 物語 スタッフ 各話リスト 放送局 物語 見知らぬ閉鎖的な場所に13人の男女が連れ込まれた。13人には首輪が掛けられ、PDAが一人一つずつ部屋に置かれていた。トランプを模したPDAには、犯人のものと思われる指令が書かれていた。 13台のPDAには、トランプの数字13個が一つずつ書かれている。その13個ある数字に対応して首輪の条件が設定されている。また9つのルールが存在し、基本ルールであるルール1と2は全員に、ルール3以降については一人につき2つが提示されている。72時間以内にこの「ゲーム」をクリアできなければ、全員首輪の仕掛けにより死亡する。自身に提示された解除条件は隠さなければならない。そして、解除条件には殺人を促すものが含まれていた… 13人は生き残るため、この狂気めいた状況を受け入れ、ゲームに参加するしかなかった。謎渦巻いたサバイバルゲームが今、始まる。 スタッフ 1期2期ともに同じ 原作:FLAT 監督:雨宮勇次郎 助監督:足立進 シリーズ構成:赤星政尚 キャラクター原案:己即是空 キャラクターデザイン/総作画監督:新山賢吾 美術監督:上園真 色彩設計:日高遥子 撮影監督:田村勇 編集:小澤憲 音響監督:鏑城修一 音楽:Shibayan、なるちょ、831 オープニングディレクター:椎名葵(2期) プロデューサー:寺月恭一、森本淳也、伊藤誠 アニメーションプロデューサー:木田卓弥 アニメーション制作:ロフト 製作:シークレットゲーム製作委員会 各話リスト 1期 01「13人」赤星政尚、雨宮勇次郎、雨宮勇次郎、新山賢吾 02「PDA」川岸和夫、木岡真介、黒沢道輝、沖慶子 03「キラー」赤星政尚、穂村京二、穂村京二、石田菜々美 04「鍵」雨宮勇次郎、足立進、雨宮勇次郎、木元和弘 05「リアリスト」赤星政尚、足立進、足立進、新山賢吾 06「仲間割れ」川岸和夫、黒沢道輝、石川愁子、森健蔵 07「黒」赤星政尚、雨宮勇次郎、雨宮勇次郎、上条智昭 08「白」赤星政尚、正田隆弘、山戸裕司、沖慶子/嶋川綾 09「破壊」赤星政尚、穂村京二、新井紗枝、木元和弘 10「疑い」赤星政尚、水原夏織、水原夏織、石田菜々美 11「死の境界線」川岸和夫、生原幸次、白井八雲、森健蔵/須永勝 12「赤き首輪」雨宮勇次郎、正田隆弘、正田隆弘、古川英樹 13(最終話)「ゲームオーバー」赤星政尚、雨宮勇次郎、雨宮勇次郎、新山賢吾 2期 01「戦慄」赤星政尚、雨宮勇次郎、雨宮勇次郎、新山賢吾 02「ひとつの策」川岸和夫、黒沢道輝、黒沢道輝、真田愛子 03「天と地と」川岸和夫、足立進、足立進、森健蔵 04「見えない明日」雨宮勇次郎、山戸裕司、白井八雲、古川英樹 05「夢見たこと」赤星政尚、新井紗枝、木本和弘、木本和弘 06「壁を越えて」赤星政尚/雨宮勇次郎、正田隆弘、正田隆弘、石田菜々美/小柴史嗣 07「冷たい光」川岸和夫、生原幸次、生原幸次、新山賢吾 08「チェンジ」雨宮勇次郎、雨宮勇次郎、綾川輝樹、古川英樹/糸井美紀 09「痛みと悲しみ」雨宮勇次郎、小山幹恵、蘇原一郎、嶋川綾/白鳥美紀子 10「スパイラル」赤星政尚、黒沢道輝、穂高慈、真田愛子 11「アンチェイン」川岸和夫、弓村竜一、正田隆弘、森健蔵/藤村悠 12「はじめての気持ち」雨宮勇次郎、雨宮勇次郎、雨宮勇次郎、江永洋一 13(最終話)「イン・ザ・レイン」赤星政尚、足立進、木本寧、新山賢吾/古川英樹 放送局 (左から放送局、放送期間、放送日時、参考となる) TOKYO MX/2010年4月5日~2010年6月28日/月曜25時55分~26時25分 AT-X/2010年7月7日~2010年9月29日/水曜24時00分~24時30分/全国放送 2期 新東京テレビ/2011年1月3日~2011年3月28日/月曜25時00分~25時30分 TOKYO MX/2011年1月6日~2011年3月31日/木曜25時30分~26時00分 岩手文化テレビ/2011年1月6日~2011年3月10日/木曜25時30分~26時00分/地震の影響で10話以降の放送が中止